武田さわ子の紹介


アドバイザー
BEC(乳がん体験者コーディネーター)・
ピンクリボンアドバイザー・毛髪診断士
乳がんサバイバー・ピアサポーター

がんサバイバーによる
がんサバイバー支援の思いを込めて

  2009年に乳がんと宣告され、右乳房全摘。抗がん剤治療を受けました。乳房全摘はとても辛いものでしたが、命には代えられない。そんな思いで手術を受けました。それ以上に辛かったのは脱毛でした。その時に出会ったのが、鍛紀子プロデュースのウィッグ「きららDo®」でした。

  脱毛が始まる前から被ってみると、段々と顔に馴染み、ウィッグとは誰も気が付きませんでした。脱毛が始まると徐々にウィッグが緩くなり、2cm位詰めましたが、自分で調整できるので慌てることはありませんでした。シャンプーも自宅ででき、スタイリングも乾かすだけ。常に清潔でおしゃれなスタイルがキープでき、ジャストフィットしていますから、脱げる心配なく、安心して外出できました。

  約1年半、寝る時以外は被っていました。自信を持って被れるウィッグのお陰で、抗がん剤治療中でも他人の目が気になることはありませんでした。通院での治療にも前向きに対応できましたし、友達とのランチや旅行も楽しみました。冠婚葬祭も躊躇することなく出席し、仕事にも復帰しました。

  人と接することで気分も高まり、免疫力もアップするのでしょう。食欲不振、味覚障害、痺れ…。思い起こせば辛いことも一杯ありましたが、ウィッグのお陰で、人前でも自信をもって私らしく振舞えたことから、辛かったことよりも楽しかったことが思い出されます。

  この私の体験をお伝えし、こんなにやさしいウィッグがあることを知っていただくことで、一人でも多くの患者様が治療中も常に元気に前向きに過ごして欲しいと願っています。